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三重大学前にあった学生経営バー「BAZOOKA」を、人がつながるイングリッシュバーとして復活させたい。
はじめまして!三重大学医学部1年の渡部裕斗です。
2018年3月まで三重大学の正門前に学生が経営するバー「BAZOOKA(バズーカ)」がありました。
私はそれをもう一度復活させようとしています。
学生が経営するバーBAZOOKAの最終目標は「世界平和」です。
冗談に聞こえるかもしれません。しかし私たちは本気です。
訪れた人々が、酒を交わして友達になり、ともに楽しみ、互いのことを認め合う・・・BAZOOKAはそんな場所でした。
BAZOOKAの初代店長は、
ピースボートの船医などを経て、現在志摩市民病院の院長をされている江角悠太先生です。
江角先生は世界平和をずっと信じてきた人でした。
江角先生は学生時代、まずは三重大学周辺の人々全員を友達にしようと、このBAZOOKAを立ち上げました。
BAZOOKAスタッフは無給で働き、スタッフもお客さんも垣根なく、一緒に楽しんでいました。
そしてBAZOOKAは、代々学生が店長を引き継ぎながら、多くの人々に夢と青春を与え続ける存在となりました。
初代BAZOOKAメンバー 一番右が江角先生
三代目BAZOOKA 2010年W杯
ここでは学部に関係なく、すべての三重大生がつながる。国籍も関係ない
2004年設立から14年、10代目まで続きました。
大学生も留学生も社会人も、ここでは一緒になって笑い、バカをして、語り合った・・・BAZOOKAに携わった人たちは楽しい思い出を喜々としてそう語ってくれました。
そんな先輩たちは卒業してからも、困ったときもすぐに駆け付けて助け合う仲間のままでいます。
なってしまいました。
学生だけで店を経営するというのは、簡単なことではありません。
全国でも学生が経営する店は、一代は続いても、二代、三代目でほとんどが潰れてしまうそうです。
十代目スタッフは、力を尽くして試行錯誤を繰り返したものの、悔しい思いを胸に店を閉じました。
しかし、BAZOOKAを愛してきた人たちの熱意は終わりませんでした。
かつてのBAZOOKAスタッフは、「この場がなくなるのは本当にもったいない。もう一度やろう」と声を掛け合いました。
2018年4月 大家さんと一緒に飲み会
BAZOOKAの大家さんは一言、「俺が死ぬまで続けてほしい」と言って下さりました。
様々な形でBAZOOKAを共にしてきた人たちの協力もあり、ついにBAZOOKA復活運動が始まりました。
私のミッションは、次へのバトンを渡された現役三重大生として、多くの人々の思いの詰まったこの火を灯し続け、BAZOOKAの夢の続きを描くことです!
何卒よろしくお願いします!